在宅勤務のススメ

コロナウイルスの影響により突然の働き方改革
慣れないテレワークやリモートワークを余儀なくされた人も多いだろう。

自分もそのひとりである。

在宅勤務歴1年で感じたテレワークの良さを、自分なりの視点で書いていこうと思った。

 

在宅勤務? テレワーク?

リモートワークが始まってからいつも感じていることがある。
在宅勤務とテレワークの違いだ。
自分の仕事環境を説明するときにどちらを選べばいいか迷っていた。

在宅勤務:自宅から固定回線でVPN接続を行う
テレワーク:出先からポケットやフリーWifiでリモート環境を作る

上記が自分の考えであったがどうだろう。

そうか。
”テレワーク”はカテゴリで、インナーカテゴリに”在宅勤務”が存在するのか。

では悩むべき部分は在宅勤務orモバイルワークということである。
これに関して自分の答えは在宅勤務である。
丁寧な言い方をすれば、テレワークの在宅勤務ということである。

テレワークの在宅勤務・・?

 

 

ここからはテレワークの在宅勤務で感じた
自分なりのメリットを書き綴っていこうと思う。

  業務開始まで寝ていられる

これにつきる。

別にギリギリまで寝ている訳ではないが、夜更かしした日や寝不足の日はこれができてしまう。
さすがにゴミ出しの日は早起き(と言っても早くはない)するが、
出勤時間を考えなくて済むので、特に朝弱い方や低血圧、低体温のひとにとってはプラスすぎるだろう。

むしろ早起きして駅まで移動して、万全の体調ではない中、満員電車に揺られながら通う方がおかしくないか?と思ってくる。しかもwithコロナ。
退勤時間もそうであり、住居の移動をしても問題ない。

しかしこういうことを堂々と自慢できないのが日本の国民性であり、
嫁が都内まで1時間半かけて出勤しているので、旦那は発言自粛である。

 

  仕事中に横になれる

これは盲点な気がしている。
なぜならメリットであまり聞いたことがないからだ。

「家事ができて助かる」「子供の世話ができる」等はよく聞くが、
「体調が悪いので横になれるのがいい」とはあまり聞かない。

もうこれは自分の価値観でしかないが、虚弱体質の自分にとっては具合が悪くなるのなんて日常茶飯事である。
そんな時に職場だったらどうだろう。

"耐える"か"早退する"かのどちらかである。
早退することは現実的ではない。引き継ぎが面倒だからだ。
その面倒をするくらいであれば痛みに耐える方が安牌ではないか。

そうやって普段乗り越えてきた自分にとっては
デスクの横にベッドがあるという環境は素晴らしいと感じたのだ。
別にサボるわけでもなく寝るわけでもないが、

すぐ隣に横になれる環境があるという安心感。

これが繊細な人間にとっては何よりのオアシスなのである。

 

  お昼休憩をずらせる

スケジュールにMTG等がなければ可能である。
可能であるがあまり推奨はされない。
ただし皆隠れてコソコソやっているのも事実である。嘘は時に美化。

元々職場がデスクでそのまま昼食を取れるシステムのため、
食べながら仕事をする癖が付いているのもある。
しかし会社では"お昼休憩"中にしか昼食にあたるものを食べられない。

これが在宅勤務であるとどうだろうか。
まず起床が遅いので朝食を食べなくてよい。
その代わり少し早めのブランチが必要になってくる。
そうすると自動的にお昼休憩が自分の体内時計の時間になるのだ。

実際自分も以下3パターンに分類している。
ブランチタイム、スケジュール通り昼食、お昼休憩後に昼食をとる
むしろ始業時に朝食をとっている場合もあるくらいだ。

要は自分の気分次第。
キリのよいところまで進めてから食べるなどの新しい生活様式が身につく。
ただしいつでも食べれるからといって低血糖にならないよう注意も必要である。

 

  宅急便が受け取れる

これは素晴らしい。不在票サヨナラである。
我が家は夫婦共々、よくネットショッピングをするので助かっている。
最悪宅配ボックスがあるので不在でも構わないが、
恐ろしいことに、宅配ボックスに行くことさえ億劫になるのだ。

違う視点で見てみよう。
配送業者的には不在が減るのでよいのではないか。
在宅勤務は隠れwin-winである事実がここにある。

またネットスーパーの大量受け取りや
消防設備点検などの在宅要請にも応えることができるのだ。
その際、身だしなみ等をエチケットとして見直す必要はあるが、
生活で発生する事柄の処理が圧倒的にスムーズになることは間違いない。

 

以上が在宅勤務1年で感じた、自分なりのメリットである。
思ったより小さなことであったが、在宅環境自体が小さな世界となってしまうため致し方ない。

時間があれば、デメリット版も書いていこうと思う。